こんにちは。らむねです。
離婚後に元夫婦がどのような形で接するかは、
別れ方や子どもの有無でも変わってくると思います。
どんな形が正解なのか、おのおのの考え方によって答えは一つではないでしょう。
今回は「なぜ離婚されたのか」を理解していないかもしれない……そんな夫婦のお話です。
離婚したって、別居しないといけないという法律はない!?離婚後の同居について
水野亜美さん(45歳)と小橋健太さん(50歳)は元夫婦で3年前に離婚をしています。
離婚の原因は健太さんの度重なる浮気で、亜美さんが離婚を切りだしました。
2人の子どもの親権をとったのは亜美さんで、
それ以外にも以前購入した家を慰謝料代わりにもらい、
月々の養育費も健太さんからしっかりもらっています。
ここまでは離婚した夫婦の珍しくない話ですが、
亜美さんと健太さんには周りからも「なぜ?」と言われる少し変わったところがありました。
それは、離婚後もひとつ屋根の下で生活を続けていることです。
離婚後は家の名義や子供たちの名字を亜美さん側に変え、
もちろんお財布も別々になりましたが、なぜか健太さんは家を出て行かず、
離婚して3年が経っていました。
離婚当初は亜美さんからの「出て行ってほしい」という要求と、
健太さんからの「家が決まり次第すぐに出ていく」というやり取りも
頻繁にあったものの、日がたつにつれてそれも減っていきました。
離婚後の同居はあり?なし?
お父さんの事が大好きな子供たちにとってはこの形もありかもと思うときもありましたが、
好きなように飲みに行き、暇な時だけ家族と過ごすという
健太さんの勝手な行動にイライラすることも多々ありました。
だからと言って、何か言って関わることも面倒なので、見ないようにやり過ごしてきました。
とはいえ、食事や洗濯はもちろん亜美さん任せ。
お金に関しても家のローンを払っているとはいえそれは慰謝料。
月々の養育費しか払わず、ときどき恩着せがましく外食をおごる健太さんに、
亜美さんはあきれて、(もういい加減に、出ていってほしい)と本気で思っていました。
そんな矢先、健太さんに女の影が見え隠れします。
別れた夫との同居。どうしたら出ていってもらえる?
(2018.04.12)